【2017/12/20】土星が射手座から山羊座へ移動しました。

2017年12月20日13:50頃、約2年半程、射手座に滞在していた土星(♄)が山羊座に移動しました。

土星が最初に射手座入りしたのは、2014年のクリスマス頃。
2015年3月中旬に逆行に転じて、6月中旬に一旦蠍座に戻ります。
そして、8月中旬に順行に戻り、9月中旬に再び射手座入りしました。
その後は、年に1度、逆行しつつ、射手座を運行し、3年後の今日、射手座から山羊座へと移動(入宮/イングレス)しました。

射手座は、火のサインで柔軟宮です。立ち上る精神性を持ち、臨機応変に対応していくサイン。
土星が射手座に滞在していた間、出生のホロスコープに同じ火のサインである牡羊座と獅子座に天体を持つ方は土星の現実を着実に動かしていく安定感に後押しされていたかもしれません。
一方、柔軟宮である双子座、乙女座、魚座に天体を持つ方は、土星の制限する力や現実を突きつける厳しさを目の当たりにして右往左往することも多かったかもしれません。
射手座に天体を持つ方は勿論、どちらの影響も強く受けていろいろと大変でもあり、それでも着実に力をつける時期を過ごしてきたのではないでしょうか。

これからの山羊座土星期は、射手座土星期に培った精神性や向上心をリアルに現実に落とし込んでいく時です。
山羊座は良くも悪くも現実社会の頂点に位置するサインです。いくら射手座的な精神性や向上心を語っても、現実社会を動かしてナンボ、という世界観を持ちます。
そして、山羊座をホームとする土星は、最も土星のパワーを発揮する時です。

山羊座入りした土星は、射手座に後戻りすることなく、山羊座を運行していきます。
2020年1月中旬に土星と冥王星が重なり合います。
破壊と再生を司る冥王星が山羊座をガシガシと耕しているところに、パワー全開の土星が再生された理想の山羊座を形作っていくイメージです。
そこに、オールオッケーな拡大の天体、木星がやってきて大らかに収めていくのでしょう。
そして、その年の12月には土星と木星が重なり合いながら、山羊座から水瓶座へと移動していき、水瓶座の最初の度数で、グレートコンジャンクションを迎え、風の時代の到来です。

これからの3年間、大きく世の中が動いていくでしょう。
個人個人を取り巻く社会や精神性の大きな変革期になるのは間違いないことのようです。